ゴスペル風アレンジを制作し、作品は1200人の聴衆の前で初演されました。

1.ソロの歌を合唱へ編曲

2.ゴスペル風アレンジ


1.ソロの歌を合唱へ編曲

シンガーソングライター緒方悠詠さんのオリジナル・ソロの歌を、女性三部合唱(ソプラノとメゾソプラノとアルト)へ編曲しました。

日常の素朴な感動を語るように歌い、サビでは「私」に向かってポジティブに「ありがとう」と繰り返します。

歌うのは今年結成された合唱団の「和光響」。若々しさに溢れています。合唱は、SNSの流行による仮想の音楽が流行する中で興味深いです。

2.ゴスペル風アレンジ

リクエストは、ゴスペル風アレンジでした。力強い歌詞とテーマを、合唱団にカルミナの加藤希さんが参加して歌うことになりました。ソロではなく和音となった歌声の恩恵を隅々まで充たすように書法を凝らします。

・合唱全体の響きを厚くするため、メロディに3度下、6度上、にハモリのメロディを設けてあります。

・多人数での合唱や合奏における数理的な技巧の興を味わうため、カノンを設けてあります。

・低音を支える役目の多いパートに、主旋律を歌う場面を設けてあります。

音楽の楽しみをより深められるよう期待しています。