この度、名栗げんきプラザにて、2020年、2021年に続き、プラネタリウム・コンサートが開催され、そこで音楽を演奏する機会をいただき、クラシック・ピアノ曲、ポップス・ソング、オリジナル・ソングをプラネタリウムの投影と合わせながら演奏させていただきました。そして3月の春の星座や惑星や天文解説、手作り楽器の合奏というプログラムを、スタッフの皆さんとお客様とで一緒に作り上げることが出来ました。貴重な経験をどうもありがとうございました。
コンサートのプログラムの前半は、3/24日に金星食という天文現象が起こることに注目し、ドビュッシーの「月の光」とホルストの「金星」を中心に考えました。後半は、お客様も一緒になって楽しむ曲として、カルミナ・オリジナル曲「空を飛ぶ夢」とJ-POPでadoの「新時代」を中心に考えました。そして場面が夕方から夜になり、夜が明けて昼間へ移り変わり、しっとりした曲から活発な曲になるという流れを持った構成のプログラムで、最後はみんなで楽器を鳴らして音楽演奏をして盛り上がりました。プラネタリウムの投影機は、鮮明で迫力ある大宇宙を投影することが出来ました。赤や緑の照明やステンドグラスや草原、SF風の未来都市の投影によって、華やいだライブ空間を演出していただきました。
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何よりも、コンサートに足を選んで下さったお客様には、心から深く感謝致します。休憩中や開演時間までの待ち時間に、客席を回ってお客様に声掛けをさせていただきました。その際、お客様がこちらの問いかけに快く応えてくださり、お互いの緊張感がほっと緩んで和やかな雰囲気になりました。アガってしまったり、演奏中はピアノの譜面台からiPadが墜落して鍵盤にぶつかるハプニングがあったりしましたが、皆さん温かい拍手を送ってくださいました。その温かい応援をいただけたことがとても嬉しく、一期一会のベストなパフォーマンスを目指して演奏させていただきました。
そんなコンサートの制作期間は約一年に渡るものでした。スタッフの皆さんと話し合いを進めていくにつれて、少しずつパズルのピースがはまっていくようにコンサートの全体像が少しずつ明らかになっていきました。当日、スタッフの皆さんがそれぞれ1年に渡って保ち続けてきた「感動体験を届けるぞ!」というモチベーションが会場で一斉に爆発するような感じがあり、それは言葉にならない感動でした。
今回は、プラネタリウム・コンサートに出演させていただき本当にどうもありがとうございました。
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